膝内側側副靭帯損傷の治療と検査|健診会 滝野川メディカルクリニック

膝内側側副靭帯損傷

膝内側側副靭帯損傷の原因


MRI検査(T2矢状断像)

膝の靭帯は、筋肉より伸縮性がないため無理な外力が加わると断裂しやすい組織です。膝内側側副靭帯損傷は 膝靭帯損傷の中で最も頻度が多い損傷です。原因としては、スポーツ外傷や交通事故などで大きな力が膝に加わり損傷することが多くみられます。スポーツ外傷では、ラグビーやサッカーなど激しいタックルで膝に直接強い衝撃を受け、膝が不自然な方向に曲がり損傷する接触型と無理な体勢からの方向転換やジャンプ後の着地の瞬間に損傷する非接触型があります。

膝内側側副靭帯損傷の症状

症状としては、損傷の程度により膝関節の痛みや歩行困難な場合があり、特に膝を内側に動かした時の痛みや可動域制限(曲げ伸ばしが困難)・腫脹(腫れ)が目立ってくることもあります。急性期(受傷後3週間くらい)を過ぎると痛みや腫脹・可動域制限が徐々に軽減されてきます。

膝内側側副靭帯損傷の検査

診察にて、膝の痛みの場所や症状、膝がどの動きで痛みが起こるか確認します(外反動揺性テスト・アプレー牽引テスト・マクマレーテスト)。複数の靭帯や半月板・骨折などの損傷の可能性もあるので、レントゲン検査やMRI検査で膝の状態を確認します。また、靭帯損傷の確定診断に加えて、半月板損傷も同時に診断出来るためMRI検査が有用です。

膝内側側副靭帯損傷の治療

治療は保存療法と手術療法があります。

保存療法(当院で可能)

保存療法として、膝の腫れや痛みの症状が強い場合は、ギプスシーネ固定を行います。また、日常生活での膝の安静を基本とし、痛みなどの炎症を抑えるために湿布や内服薬にて経過をみます。
膝に水(関節液)や血液が溜まっている場合は吸引し、局所麻酔剤やステロイド注射にて症状を軽減させます。→当院で、行うことができる治療法です


手術療法(当院では不可)

保存療法で効果がみられない場合や膝の痛みが強く日常生活に支障があり膝の曲げ伸ばしが出来ない(ロッキング)などの不安定感がある場合は手術が必要となります。→当院では行うことができない治療法です。

当院での受診の流れ

  • STEP1 診察
    症状の程度、随伴症状に基づいて問診を行います。上記をふまえ、必要な検査を判断します。
  • STEP2 検査
    レントゲンやMRI検査を行い骨の形状・骨の間隔のチェックを行います。
    ※医師の指示にて、当日のMRI検査も可能
  • STEP3 治療
    診断疾患に応じて治療を行います。手術が必要な場合は、専門の医療機関へ紹介させて頂きます。(現在リハビリは行っておりません)

当院では、整形外科(休診中)を受診して頂きます。必要があれば当日レントゲン、MRI検査を行います。(MRI検査は基本予約制となりますが、予約の空き状況や医師の指示により当日の検査も可能です)。整形外科医により、症状の程度・随伴症状に基づいて診察を行います。
保存療法としてはまず安静を第一とし湿布や非ステロイド性消炎鎮痛剤の内服、膝に水(関節液)や血液が溜まっている場合は吸引し、局所麻酔剤やステロイド注射にて経過をみていきます。これらにより、症状の改善が難しくさらに日常生活への支障がきたす場合は専門の医療機関に紹介させていただきます。

膝内側側副靭帯損傷にお困りの方は、かかりつけの先生にご相談下さい。
当院では、整形外科にご相談下さい。

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