リハビリテーション科,リハビリの診療案内。健診会メディカルコラム

リハビリテーション科(2021年12月28日(火)をもって閉鎖いたします)

当院は医師の指示の下に患者様に治療を行う為にリハビリ治療室を設けています。
医師が外来診察にてリハビリを必要と判断した患者様は、リハビリ室に案内され治療をすることになります。
治療の種類として患者様のニーズに合わせて、医師・リハビリスタッフにより治療計画を立て徒手療法(マッサージ)・運動療法(体操・ストレッチ)・物理療法(温熱・電気治療・牽引など)・ウォーターベッドを行います。患者層としては中高年患者様が多くみうけられます。

主な慢性疾患と治療方法

疾患名 主な治療方法
腰部疾患(脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア) 物理療法(温熱治療→マイクロ・ホットパック、電気治療→干渉波)
徒手療法(マッサージ)
運動療法(体操。自宅でも行える体操指導。ストレッチ。筋力トレーニング)
肩部疾患(頭痛・肩こり・五十肩) 物理療法(温熱治療→マイクロ・ホットパック、電気治療→干渉波)
徒手療法(マッサージ)
運動療法(ゴムチューブ・おもりを用いた運動。自宅でも行える体操指導。夜に痛みが強く現れる肩関節周囲炎などの寝方の指導)
膝部疾患(変形性膝関節症・半月板損傷) 物理療法(温熱治療→マイクロ・ホットパック、電気治療→干渉波)
徒手療法(マッサージ)
運動療法(膝に関連する筋力トレーニング。ストレッチ指導や日常生活指導など痛みの原因をなるべく改善できるようにアドバイスを行っている)

主な急性疾患と治療方法

疾患名 主な治療方法
脱臼 徒手整復後、患部を固定しながらリハビリにて機能回復訓練(ROM 訓練・筋力トレーニング)を行う。
骨折 徒手整復後、患部を固定。骨折が回復してきたらリハビリにて機能回復訓練(ROM 訓練・筋力トレーニング)を行う。
捻挫 腫脹・発赤・皮下出血・圧痛・荷重痛の程度を確認しながら固定。症状が落ち着いたらリハビリを行う。

また、近隣住民の患者様が多く機能訓練やマッサージ等の機能向上を目的とするだけでなく患者様同士のコミュニティの場にもなっています。
最近では、1 人暮らしの高齢者の方や近隣住民の方とのコミュニケーションが取りづらい方までリハビリの場を借りて我々リハビリスタッフがコミュニケーションの橋渡し役を担っています。
身体に痛み、障害があり日常生活・趣味などが制限されている方まで幅広いリハビリを実施しています。
薬物療法だけでは痛みが取れない方や一度リハビリを試してみたいと思われている方は、整形外科外来にてご相談ください。

リハビリについて

それぞれのリハビリについてどんな事を行うのか、動画・画像をふんだんに掲載し、ご説明をしております。

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